誰が読んでも分かりやすい文章ってどのような構成やコツがあると思いますか?
私は製造業で物流の仕事をしておりますが、派遣社員や期間工など新しく人が入ってきた時に教育を行います。
その際の手順は、物流の流れを覚えてもらう為にまず一度やってみせて大まかな流れをつかんでもらいます。その次に手順書を見ながら1カ所づつ確認しながら作業をしてもらいます。
その後は新人の作業を見ながら、細かくポイントをしぼりフォローしていきます。
私は入社してきた外国人の新人に対して何人も仕事を教えてきました。
母国がブラジルの方、コロンビアの方が多く、主にスペイン語もしくはポルトガル語の方です。意思疎通の難しい時に有効だったこと、又失敗談を含めて人にうまく伝える、わかりやすいブログの書き方を解説いたします。
ブログの分かりやすい書き方は初めての方へ仕事を教えるのと同じである
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仕事を教えるために必要なもの
- 作業手順書(作業の手順が一つずつ細かく書かれたもの)
- 教え方のコツ
- コミュニケーション
作業手順書(書き方の重要性)
初めての作業を教えてもらう側の立場にたってみるとわかりますが、これを見ればすべての動きがわかるという手順の書かれたものがあれば何の不安もありません。
それは、例えばパソコンの初心者に操作方法を教える時の要領で説明すると、下記のようになります。
手順1.まずパソコンを起動します。
手順1.パソコンの蓋を開け、キーボードの左上にあるリンゴのマークのようなものが書かれているボタン(電源ボタン)を一度押します。
「パソコンを起動します」では、まずどこを押して良いかわからない方もいます。全て一つ一つの手順が書かれていて、出来れば絵や写真などで視覚化されていると良いですね。
そして、手順の中で特にここは”注意”がされているとミスも減らす事が出来ます。 という箇所に印
手順書、それは初めての方が一人で手順書を見ながら順番にやっていけば仕事が進むというものが理想です。
教え方のコツ
教え方:基本の6つのステップ
- 心の準備をさせる・・・”どんな仕事・業務で、どんな意味がある仕事なのか”をしっかりと説明し心の準備をさせる
- 言ってみる・・・分かりやすく、手順や方法、または注意すべきポイントなどを教えます
- やってみせる(実演し見せる)・・・教える側が説明した仕事を実演して見せる
- やらせてみる(経験させる)・・・やって見せたことを実際にやらせてみて、お願いする仕事が、こうしたらできるんだと本人に確認させる。
- 褒める・注意する(評価する)・・・まず良い点を褒める事を優先し、次に注意するポイントを伝えることで、教えられる側は素直に受け取ります。
- フォローする(覚えたか確認する)・・・本当に正しく覚えているのかを振り返り確認することが必要です。
コミュニケーションの重要性(教える側)
- できなくて当たり前を忘れない・・・新人に一度教えたからと言って2回目は出来ると思ってはいけません。間違えるとすぐに怒鳴ったり、立場の弱い人間に対し上から目線を強く出すのはパワハラにも値します。
- 自分の教え方は手順書に準じているかを念頭におく・・・教える側はつい慣れているが故に自己流のやり方を教えがちになります。手順書と教えている事が合致していないと新人はパニックに陥るので気をつけましょう。
- 意志疎通が出来ているかしっかりと確認をする・・・教える事は同じ日本人同士でも難しいことです。まして新人が外国人の場合、手順書はほぼ役に立たずに見よう見まねで教える事となります。その場合は特に言っている事が伝わっているか何度も何度も確認する事が必要になります。一番良いのは、手順書を通訳の出来る方に作成してもらうことです。その際に写真やイラストとの入った手順書は大変役に立ちます。 言葉ではうまく伝わらない時は、絵を書いて説明してあげると分かってもらえることが多く、パッと目に入るイラスト・写真の情報は大変大きいものです。
コミュニケーションの重要性(教えてもらう側の目線)
- まず、相手の都合を聞いてから・・・誰かに相談したい、意見を聞きたい時は、いきなり話を始めず、丁重に相手の都合を聞きましょう。
- 授かった知恵にはお礼を・・・アドバイスを頂いた直後に「とてもいいアドバイス、ありがとうございました」とお礼を言いましょう。
- 万能の知恵はない・・・ある程度仕事を覚えてきたら、知恵をもらうだけでなく、「実はこういうやり方も考えてみたんですけど」と、自分のアイデアを聞いてもらいたい場合もあると思います。状況判断で独自の決定をした時に、初めて一回り上の仕事ができるようになります。
わかりやすい、読みやすいブログには共通点がある
分からない事を検索し、理解することを求めているブログ読者に対し、分かりやすく説明する義務がある。
読みやすいブログの共通点とは?(手順書と同じです)
- 一文一文を短くすること
- 適切な改行とスペースを入れること
- 最初と最後に結論やまとめを入れること
- 画像を入れ可視化すること
- 自分で音読してみること
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読みやすくわかりやすいブログの書き方
上記、仕事を教える際の手順書の書き方を記載してきました。ブログで検索する方は、解決したい事があるから検索をかけます。
手順書同様に、何もわからない人に教えるつもりでブログも書いてみるとシンプルで分かりやすい文章ができあがります。
分かりやすいブログにする為に特に気を付けるべきこと
〈序章〉
- このブログを読むことで読者が何を解決できるかを記載する
- このブログの権威性を表す
〈内容〉
- 短編的な文章にする
- イラストや写真を利用し可視化する
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〈まとめ〉
- ブログに記載してきた事(結果)を簡潔にまとめる
- 読者の求めていた検索結果(キーワードに対する応え)をまとめる
わかりやすい書き方【全体のまとめ】
1.読みやすい文章にするために、新人に仕事を教える手順書の要領で書くとシンプルで見やすい文章になります。
(特にイラストや写真を利用する事で目に入りやすく緩急がつく)
2.読者の必要な結果が表示され、読者の問題が解決されるブログを目指す(序章の何を解決できるかを記載したことに対し結果を整合させる)
3.書いたブログを音読してみる事で文章の誤りや前後のつながりの違和感を感じられ見直しに役立つ。
是非、新人に対して仕事を手取り足取り教えるように、サイトに訪れて頂いた方にもわかりやすい文章を提供できるようにしましょう。
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