健康

自分が楽になる考え方の実践―NO2 (認知行動療法)

見上げて考える

自己紹介でも書いていますが、新卒で自動車の営業として働き始めてから、2年半がたった頃、とてつもない不安に襲われました。

なんだこの感覚は!と今でも思い出すと怖くなります。症状としては、手足の震えと何とも言えない不安と恐怖が頭の中を覆いつくし、その場で座り込んでしまいました。よくなったと思うと、また数日すると急に症状が出て、いつ襲われるのかという思いから外出するのが難しくなってしまいました。今、思い返すとコミュニケーションが得意ではなかった自分が営業という職に就き、お客様相手に車を売るという事自体に無理があったのだと思います。

しばらくその症状は続きましたが、現在は投薬のお陰で大分症状も落ち着き、通常の生活が送れるようになっています。やっぱり考え方は重要です。現在でも下記のように認知行動療法というやり方で、考え方を変える方法を行いながら自動思考をコントロールしています。

同じような症状の方の為にも実際に記載した内容を紹介致します。  

 

私の実際の出来事を自動思考から代わりの考え方に変えた方法

1.出来事

 

2ヶ月ほど前からウォーキングを継続していたが、雨天だった為、家の中で踏み台昇降を実施した。目標である8000歩に届かなかった。

 

2.感情

 

・悔しい (70%)     ・不満(80%)

 

3.悪い方向に考えたこと(自動思考)

 

・折角継続してクリアしてきたのに、やっぱり続かないんだ

・やり抜くという意志が弱いなあ

・今までの努力は何だったんだ

 

4.考え方の癖

 

・過剰な一般化      ・すべき思考

 

5.根拠

 

・過去に様々な資格の勉強にとりかかったが、続かないであきらめたものも多い

・筋トレも毎日数回という目標を決めたにも関わらず、続いていない

 

6.反論

 

・続かなかったけど、やったという事実は、経験として自分の中に残っている

・また明日からやり直せばよい

 

 

7.合理的思考(代わりの考え)

 

出来なかったことでなく、出来た(やってきた事)に目を向けて続けていこう

 

【結果】

 

・悔しい  (40%)30%↓     ・不満(30%)50%

この時は不満度が50%も下がり気分も楽になりました



7コラム表と言って、2014年からつづけてます